「でる1000」の愛称で親しまれている本書は、2015年5月に初版が刊行されました。
「文法問題対策の決定版を作りたい!」
その想いのもと、TEX加藤先生とともに本書の制作を開始したのですが、悪戦苦闘しました。というのも、ページ数は616ページ、問題数にいたっては1019問もありましたから。
しかし、本が完成したときに、この1019という数字が、偶然にも「10(トー)19(イック)」という語呂合わせになっていることに気がつきました。この本は「TOEICの神様に愛されるに違いない」と思いました(※)。
それから8年、35刷を重ねて、50万部を突破。ほんとうにTOEICの神様に愛されたんだと思います。
ですが、何よりも嬉しいのは、発売当初よりも今の方が売れているということです。
どういうことかと言うと、本書を実際に使ってくださった読者の方が、学習効果を実感されて、周りに薦めてくださっているんです。あるいは、SNSを通して、その良さを世界中に発信してくださっているんです。
神様以上に、読者に愛される1冊になったのだな、と。このことが何よりも嬉しくて、読者のみなさまに心よりの感謝を申し上げます。
「でる1000」編集担当
竹田 直次郎
※2017年に増補改訂版(現在の版)となり、問題数は1049問に増えました。